霊柩車レンタル事業というアイデアから創業支援【久留米市】

お客様情報

会社名 浮羽霊柩運送
住所 福岡県久留米市
事業内容 一般貨物自動車運送事業(霊柩)
ご依頼時の状況 霊柩車レンタル事業というアイデアから創業支援を依頼される。
どのように事業開始してよいか不明だということだったため、緑ナンバーの取得から、日本政策金融公庫からの融資のサポート業務まで、創業に関する総合的なサポートを行った。お仕事柄、真面目な方々で私も緊張して業務にあたりました。

どんな経緯で当事務所に問い合わせされましたか? 

堺先生は自宅が近所になります。近所の飲み会の席で「仕事はどげな仕事をしよるとの?」と聞いたことがはじまりでした。ちょうどその頃は、葬儀や仏事のお仕事で何か仕事ができないかと、頭にあった構想を話したのがきっかけでした。それから詳しい話は、後日事務所でということでその日はお酒を一緒に飲み、後日事務所まで足を運び、ホワイトボードを使って打ち合わせをした記憶が懐かしいですね。

ご相談前どんなことが悩みでしたか?どのような業務を依頼されましたか?

相談する前は、不安は2つありました。①1つ目は「お金まわり」、②2つ目は緑ナンバーを付ける事業なので、何から手を付けていいのかわからない、ことでしたね。

実は開業まで約1年間程の時間がかかりました。堺先生と一緒に、葬儀会社のコールセンターやディレクター派遣を運営する社長様のところに業界のお話を福岡市内まで聞きにいったり、霊柩車の制作工場まで車を見学しにいってイメージを作ったり、事業を立ち上げる際の参考になりました。

そして、ずっと心配だったのは資金繰りでした。日本政策金融公庫から融資を受けるさいの事業計画書や資金計画の作り込み、日本政策金融公庫のご担当者様と事前の調整を行ってもらいました。正直、創業融資が受けられるか心配だったのですが、「大丈夫です!なんとかします。」との言葉に救われました。おかげさまでスムーズに融資決裁がおり、創業時の資金繰りの心配をすることなく安心して事業を開始することができました。どの経営者でもお金まわりの心配はつきものですので、安心して創業できたことはすごく感謝しています。

サービスの満足度はいかがでしたか?

依頼した業務は、「霊柩運送の許可をとる」というものでした。霊柩運送の場合、九州運輸支局の管轄になりまして、行政の許認可事業になり許可番号をとることになります。そして、緑ナンバーを付けて事業を行うことになります。

堺先生自身、運行管理者の国家資格も持っているということもあり、トラック事業の許可申請などはご経験があるということだったのですが、当時は「霊柩車は初めて取り扱う業務ですね。でも大丈夫ですよ。」と言っていたのが思い出されます。ただ、お話しによると行政書士の業務は様々な行政手続を対象としますので、複雑な手続をいかにスムーズに無駄なく段取りをつけて処理することが大事だということでした。そのとき、私たちが普段気にしていない手続の中に、行政書士の仕事があるのだなと思いましたね。

サービスの満足度は何点ですかと聞かれたら、非常によかった!満点です(笑)。

浮羽霊柩運送様の今後の目標を教えてください

おかげさまで弊社では霊柩車も増車し、地域の葬場様からの認知度も上がってきており少しずつですが信頼していただけるようになってきたように思います。これからは施行件数を上げていき、地域で長く続けていけられる事業体になれるように頑張ります。

わたしたちのお運びするのは、ご遺体になりますので、これからもスタッフ一同、お客様に失礼のないように気を引き締めて、地域の皆様のお役に立てますよう頑張ってまいります。